腎臓にやさしいごはん
食事療法を長く継続するために
制限食のコツ

朝ごはんのたんぱく質量を10gにする定番メニュー

夫の1日のたんぱく質摂取量は、40~50g/1日を目標にしていますが、

3食それぞれのたんぱく質摂取量の内訳は、

朝食:昼食:夕食 = 10g:10g:20~30g です。

理想は、3食均等に16~17g程度なのでしょうが、

「夕食くらいはいいもの食べたい!」という夫の希望があり、この配分に落ち着きました。

本日は、たんぱく質摂取量を10g以下を達成する朝食と、

たんぱく質制限を実践する際の注意点についてのお話です。

定番の朝食は納豆とごはん+納豆はちょい残し

夫の朝食は納豆とごはんだけで、時々、しじみのお味噌汁を付けるくらいです。

納豆は5大栄養素全てが含まれている万能食です!

調理の手間もいりませんので、私にとってもありがたいです。

ごはんは、以前、ご紹介した低グルテリン米です。

これで、たんぱく質は約10g程度になります。

以下、その内訳になります。

朝食に含まれるたんぱく質量の目安

納豆 1パック           たんぱく質:6.6g

ごはん 1杯/150g       たんぱく質:3.8g(2.8g*)

合計                たんぱく質:10.4g(9.4g*)

*()内は低グルテリン米のたんぱく質吸収量を75%で計算した値

上記を頂く際に、気を付けているポイントは3つです。

  • 納豆はちょい残しする
  • 納豆のたれは全部入れない
  • ごはんは低グルテリン米にする

まず、1つ目は、

納豆はちょい残しして、たんぱく質量をさらに抑えます。

具体的には、納豆1パックに含まれる可食部40gの内、8g程度残します。

すると、摂取たんぱく質が1.3g減るので、その分を昼食や夕食にまわせます。

次に、2つ目ですが、

これはたんぱく質ではなく、摂取塩分量を減らす対策になりますが、

納豆についているたれは全部使いません。

2/3~半分で十分ですし、だし醤油でもいいと思います。

うちの場合、朝食の塩分量は0.6g程度におさえ、夕食の塩分量に余裕を持たせます。

最後に3つ目は、ご飯を低グルテリン米にすること。

前述した朝食に含まれるたんぱく質の内訳をみると、

ごはんのたんぱく質量が無視できないほど大きいことがわかります。

通常米から低グルテリン米に変更することで、

たんぱく質の吸収量を半分~2/3に減らすことができるといわれているので、

その分、ちょっとご飯を多めにしたり、夕食を多めにしたりしています。

低グルテリン米に関する記事はこちら

低グルテリン米に関する過去記事

たんぱく質制限は医師に相談して進めています

1日にたんぱく質:40~50gというのは、医師から指示された値です。

たんぱく質制限量は、CKDの進行度、年齢、体型(身長)から自分でも計算できますが、

CKD患者が食事療法を始める際は、医師と相談しながら進めるべきと考えます。

その理由としては、

日本腎臓学会が公開している「CKD診療ガイドライン(2018)」において、

CKD患者に対してたんぱく質摂取量制限を推奨していますが、

「画一的な指導は不適切」という一文が記載されていることにあります。

つまり、患者さんの病状・年齢・体質などを考慮して

その人にあったたんぱく質制限を行うべきということと解釈しています。

また、同ガイドラインにおいて、CKD患者のたんぱく質制限は

「専門医と管理栄養士を含む医療チームの管理の下で行われることが望ましい」

と書かれていました。

過度なたんぱく質制限は健康リスクを伴うので、気を付ける必要があるからです。

私の夫の場合、約1か月に1度、通院して医師の診察・指導を受けています。

血液検査で塩分やたんぱく質がどのくらい摂取されているか調べてもらえるので、

食事制限の効果を確認することができます!

1日のたんぱく質制限量の内、半分以上を夕食で摂っていることについても、

一応、担当医師(腎臓専門医)にも相談して、ダメとは言われていません。

1年以上、この生活を継続して、クレアチニンの上昇はありませんので、

夫の場合は、許容できる範囲と判断されていると考えております。

通院は面倒かもしれませんが、

厳しい食事制限も効果が見えるとやる気にもつながりますし、

無駄に厳しい制限をしないためにも、医師のお力をお借りすることをお勧めしたいです。

以下、食事制限を始めるにあたり参考になるサイトです。

CKD診療ガイドラインがみたい人はこちらから。

日本腎臓学会ホームページ

また、自分でたんぱく質制限量を算出したい方は、

腎援隊というサイトが丁寧に説明してくれているので、参考にどうぞ。

腎援隊ホームページ

また、たんぱく質制限量の算出にはGFRを知る必要があります。

ご自分のGFRがわからない場合は、以下の手順で簡単に知ることができます。

日本腎臓学会トップページから、「一般の方へ」→「腎機能のチェック」を選び、

必要項目を入力して、計算ボタンを押すとGFRが表示されます。

必要項目は、年齢、性別、クレアチニン値の入力を求められるので、

クレアチニン値は健康診断の結果表などを参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
がりうさ
CKDの夫のため、食事制限について独学中。